民訴

当事者の欠席について調べてみました。

久しぶりです。 最近本当に勉強がおろそかになってしまって、自分が嫌です。 ロー受験が終わってから、毎日どんどん法律の知識が抜けていくような気がしてなりません。 当事者の欠席とは、当事者が適法な呼び出しを受けながら、その期日に出頭しないこと、ま…

訴えの客観的併合について調べてみました。

テストは終わったのですが、バイトが意外に忙しく、勉強をサボりがちです。 訴えの客観的併合とは、原告さんが1つの訴えで、はじめから数個の請求に審判を求めることをいいます。 たとえば、原告さんが売主、被告さんが買主とすると、「お金を払え」という売買…

死者を被告とする訴訟について調べてみました。

水曜・木曜のテストが一息ついたので。 1回やっておいてもついつい忘れてしまうテーマです。適当にまとめてみます。 どんな問題かというと、Aが、すでに死亡しているBに対して訴えを提起し、Bの相続人であるCが訴訟追行していたという場合、だれが被告となる…

将来給付の訴えについて調べてみました。

135条(将来給付の訴え) 将来の給付を求める訴えは、あらかじめその請求をする必要がある場合に限り、提起することができる。 将来給付の訴えの場合、口頭弁論終結後に現実化される給付義務の訴えに訴えの利益はあるのか、原告に請求適格が認められるか否かが…

二重起訴の禁止について調べてみました。

民事訴訟法でもまだわかりやすい二重起訴の禁止について適当にまとめてみました。 142条(重複する訴えの提起の禁止) 裁判所に係属する事件については、当事者は、更に訴えを提起することができない。 二重起訴禁止の趣旨は、1 被告人の応訴の煩、2 訴訟…

訴えの変更について調べてみました。

あけましておめでとうございます。 143条(訴えの変更) 1項:原告は、請求の基礎に変更がない限り、口頭弁論の終結に至るまで、請求又は請求の原因を変更することができる。ただし、これにより著しく訴訟手続を遅滞させることとなるときは、この限りでない…

公示送達について調べてみました。

よくよく考えると、自分が知らないうちに訴えられたらこわいです。 110条(公示送達の要件) 1項 次に掲げる場合には、裁判所書記官は、申立てにより、公示送達をすることができる。 1.当事者の住所、居所その他送達をすべき場所が知れない場合 2.第107条…

いろんな能力について調べてみました。

当事者能力 民事訴訟における当事者となりうる一般的な資格。実体法上の権利能力に値する。 訴訟要件。訴訟の実効的解決につながらないような無駄な審理・裁判を避ける趣旨。 当事者適格(当事者が申し立てた特定の訴訟物について、当事者として訴訟追行し、…

口頭弁論に関する基本原則について調べてみました。

ダブスクの答案練習で出題されて、固まった記憶があります。 基本的なことほど見落としがちです。 1.公開主義(憲法82条)一般国民が傍聴しうる状態で訴訟の審理及び判決を行う建前のこと。一般公開主義。 裁判の公正を担保し、裁判に対する国民の信頼を確保…

ロースクール受験のために司法試験の過去問をやってみたりしています。

法定代理人と訴訟代理人の差異を説明せよ。(昭和43年度第1問)一.総論 1.法定代理人とは、その地位が本人の意思に基づかない代理人のことをいう。 実体法上の代理人(28条)、訴訟法上の特別代理人(35条、236条)がその例として挙げられる。 …

実質的表示説

刑訴と民訴で微妙に違うので、書き留めておこうと思いました。 刑訴 判断の客観性と人権保障の調和の観点から、起訴状の記載を、検察官の訴追意思、被告人の挙動等から合理的に解釈することで被告人が誰かを判断する。民訴 訴状の記載を基準とし、請求の趣旨…

自由心証主義

刑訴と民訴で微妙に違うので、書き留めておこうと思いました。 刑訴 刑事訴訟法318条 裁判官が事実認定を行うに際し、何ら法律上の拘束を受けることなく、自由な判断をもってこれを行うことができるという原則。民訴 民事訴訟法247条 裁判における事実認定を…