2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧
なんだかんだで会社法が多くなってる1月。 429条(役員等の第三者に対する損害賠償責任) 1項:役員等がその職務を行うについて悪意又は重大な過失があったときは、当該役員等は、これによって第三者に生じた損害を賠償する責任を負う。 2項:次の各号に掲げ…
きのうの続きっぽい感じです。 株主代表訴訟の手続きについては、条文に詳しく規定があります。 847条(責任追及等の訴え) 1項:六箇月(これを下回る期間を定款で定めた場合にあっては、その期間)前から引き続き株式を有する株主(第百八十九条第二項の定…
以下の条文が有名です。 423条(役員等の株式会社に対する損害賠償責任) 1項:取締役、会計参与、監査役、執行役又は会計監査人(以下この節において「役員等」という。)は、その任務を怠ったときは、株式会社に対し、これによって生じた損害を賠償する責…
気づいたらページビュー1万超え(∩´∀`∩)100くらいは自分でカウントしているんだろうけど嬉しいです。 なんか間違ってアクセスしてしまった方、なんとなく見てくださった方、ありがとうございます。 事業譲渡は会社が事業の全部または一部を譲渡する行為です…
新カテゴリー追加です。毎日調べたりコピペしたりするのに飽きたので、ひとやすみです。 ロースクールというものがどういうものかもよくわからず、私が受験を決めたのは、大学入学と同時くらいでしょうか。 弁護士さんという職業に映画で憧れたのが中学生時…
きのうと同じで予備について。 予備とは、犯罪の実行に至らない準備行為のことです。 刑法43条(未遂減免) 犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができる。ただし、自己の意思により犯罪を中止したときは、その刑を減軽し、又は…
自分で勉強してて、何言ってんだかわからなかったテーマです(笑) 長いけど、判例読めばよかったです。 予備罪についての判例は、最決昭37・11・8の下級審(名古屋高裁)のものが参考になります。 事案は、「被告人は、昭和三五年三月上旬ごろ、従兄にあたるA…
死者への名誉毀損は刑法により定められています。 刑法230条(名誉毀損) 1項:公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。 2項:死者の名誉を毀損した者は、虚偽の…
プライバシーについてはもう言及してたんですが、テスト勉強もかねてもう一度。 前の日記はこれです。 →http://d.hatena.ne.jp/ayaayako/20071114/1194882286 ひとりで放っておいてもらう権利として19世紀アメリカで主張されたプライバシー権ですが、今では…
なんで表現の自由関連ばっかかというと、テストが近いからです。 テストがやばいと卒業できないのです。 メディアの報道によって、個人の名誉・プライバシーが侵害されてしまうこともありますが、どっちも重要な憲法上の権利。一概に「これはプライバシーを侵…
135条(将来給付の訴え) 将来の給付を求める訴えは、あらかじめその請求をする必要がある場合に限り、提起することができる。 将来給付の訴えの場合、口頭弁論終結後に現実化される給付義務の訴えに訴えの利益はあるのか、原告に請求適格が認められるか否かが…
机の中から単語帳が出てきたので、まとめておきます。元ネタが全然思い出せません。 わたしわかってるんですよー、と解答用紙に書けば、何点か加点されるかなーとか思ってます。 570条「隠れた瑕疵」取引上一般の買主が通用要求される注意を尽くしても発見でき…
担保物権は苦手なんです。漠然としていると思うのはわたしだけでしょうか。 留置権は民法の7章、295条以下に規定されています。 295条(留置権の内容) 1項:他人の物の占有者は、その物に関して生じた債権を有するときは、その債権の弁済を受けるまで、その物…
久々民法。民法もそんなに好きじゃないです。 親が借りてた家を、親の持ち家だと思い込んで、親の死亡で相続した子どもが10年ないし20年占有した場合どうなるか…という問題です。 論点がわりかし多い論点なので適当にまとめておこうと思いました。 子どもが…
表現の自由に代表される精神的自由は、民主政治の過程で回復可能な経済的自由に比べ、厳格な違憲審査基準が適用されることは有名です(二重の基準論)。 厳格な審査基準にもいろいろあります。判例がとっているものもいろいろです。 (最大判昭29・11・24)「新…
メディア法の授業をとってると、メディア側の味方したくなってきます。 名誉・プライバシー権や検閲、事前差止との関係で、メディア側の表現の自由、視聴者側の知る権利が問題となります。 有名な判例があります。長いです。 (最大判昭61・6・11)「北方ジャー…
性懲りもなく会社法です。 習うより慣れろ(∩´∀`∩) 株主の議決権は、代理人に行使させることも可能です(310条)。株主にできるだけ議決権行使が可能なようにする趣旨です。 310条(議決権の代理行使) 1項:株主は、代理人によってその議決権を行使することが…
民事訴訟法でもまだわかりやすい二重起訴の禁止について適当にまとめてみました。 142条(重複する訴えの提起の禁止) 裁判所に係属する事件については、当事者は、更に訴えを提起することができない。 二重起訴禁止の趣旨は、1 被告人の応訴の煩、2 訴訟…
会社法は学校でも週に2回あります。 しかも、前期に4単位分、後期に4単位分。 これでも終わらずに、休講がなかったにもかかわらず、2回の補講が決定しました。会社法―。゜(PД`q)゜。 最近、すごく大事な判例が出ました。 ブルドックソース事件です。 企業買…
新株予約権とは、会社に対して行使することによりその会社の株式の交付を受けることができる権利を言います。 2条(定義) この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。 21号 新株予約権 株式会社に対して行使すること…
もう連続会社法にあきてます。条文多いんだよーやだよー。 会社は、201条3項4項の通知・公告のほかに、割当日の公告・通知もしなければなりません。 202条(株主に株式の割当てを受ける権利を与える場合) 4項:株式会社は、第一項各号に掲げる事項を定めた…
きのうの続きです。経済面における株主の利益保護も重要論点です。 まず第三者に対する有利価格発行規制があります。 「特に有利な金額」で募集がなされると、既存株主が経済的損失を被るからです。 199条(募集事項の決定) 3項:第一項第二号(募集株式の払…
株主以外の第三者に対する美醜株式および新株予約権の発行に関し、株主の利益を保護するために、会社法はいかなる措置を講じているのかが重要論点です。 募集株式の発行とは、会社成立後に新たに株式を発行またはその有する自己株式を処分することをいい、こ…
因果関係について適当にまとめてみました。 因果関係といえば、相当因果関係説がメジャーです。 社会生活上の経験に照らして、通常その行為からその結果が発生することが相当だとみられる場合に因果関係を認めます。 相当性判断の基礎事情については客観的相…
再入国とは、在留資格を有する外国人がその在留期間の満了の日以前に日本に再び入国することを言います。 まず、外国人に入国の自由が認められないことは、国際慣習法上当然のこととされています。 憲法が認める外国人の人権とは、すでに入国している外国人…
海外渡航(旅行)の自由については明文の規定はありません。 しかし、憲法22条2項によって、海外移住の自由が保障されているのに、それよりも短期間の海外渡航が認められないとするのは不当です。 なので、同条同項によって海外渡航の自由も保障されるとするの…
2条(定義) 3項:子会社 会社がその総株主の議決権の過半数を有する株式会社その他の当該会社がその経営を支配している法人として法務省令で定めるものをいう。 4項:親会社 株式会社を子会社とする会社その他の当該株式会社の経営を支配している法人として法…
あけましておめでとうございます。 143条(訴えの変更) 1項:原告は、請求の基礎に変更がない限り、口頭弁論の終結に至るまで、請求又は請求の原因を変更することができる。ただし、これにより著しく訴訟手続を遅滞させることとなるときは、この限りでない…