刑訴

被害者について調べてみました。

テストが終わりました(∩´∀`∩) 基本書にしか載ってないような内容ですが、いろいろ新しい規定ができていて、結構大事です。 まず、検察官による基礎・不起訴の決定に当たっては、被害者の状況、被害者の処罰感情なども考慮されます(起訴便宜主義)。 248条 …

続・いろんな定義について調べてみました。

アリプロ聞きながら、きのうの続きをまとめてみました。 ギアスのEDが好きです。 弁護人の援助を受ける権利 弁護人依頼権、弁護人選任権のこと。憲法は、被告人について、つねに弁護人依頼権があるとし(憲法37条3項前段)、被疑者についても、身柄拘束を受け…

いろんな定義について調べてみました。

掃除中にテスト前に書いたと思われるメモが出てきました。 「刑ソやま」…。しかもローゼンのらくがき入り…。 なにかの役にたつかもなのでまとめておきます。 別件逮捕・勾留捜査機関がいわば本命視している被疑事実(本件)について被疑者を取り調べる目的で、…

起訴状一本主義(256条6項)について調べてみました。

256条6項 起訴状には、裁判官に事件につき予断を生ぜしめる虞のある書類その他の物を添附し、又はその内容を引用してはならない。 起訴状一本主義の趣旨 当事者主義的訴訟構造(298条1項、312条1項)ないし当事者主義の実行化 裁判所の予断を排除…

自白法則(319条1項、憲法38条2項)について調べてみました。

刑訴法319条1項 強制、拷問又は脅迫による自白、不当に長く抑留又は拘禁された後の自白その他任意にされたものでない疑のある自白は、これを証拠とすることができない。 憲法38条2項 強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁…

強制採尿について調べてみました。

やられるの絶対嫌です。麻薬使いません。 使ったとしても自白します、許してください。 …でも、カテーテルってみたことない。 強制採尿の許容性については、次の判例で結論が出ています。 (最判昭55・10・23) 尿を任意に提出しない被疑者に対し、強制力を用…

接見指定(39条3項)について調べてみました。

刑事訴訟法39条1項:身体の拘束を受けている被告人又は被疑者は、弁護人又は弁護人を選任することができる者の依頼により弁護人となろうとする者(弁護士でない者にあつては、第31条第2項の許可があつた後に限る。)と立会人なくして接見し、又は書類若しく…

ロースクール受験のために司法試験の過去問をやってみたりしています。

警察官が、暴力団組員同士の乱闘事件による傷害の準現行犯人として甲を公道上で逮捕した後、自動車で約3キロメートル離れた警察署に連行し、逮捕から約1時間後に同警察署において、甲の身体及びその携帯していたバッグを捜索することは許されるか。 (平成…

プライバシー権(13条)について調べてみました。

個人情報がたからかに謳われる今日、プライバシー権も重要視されつつあります。 プライバシー権の内容 「私生活をみだりに公開されない権利」というのが出発点。 もっとも、今日においては、いろいろな定義がなされています。 「自己の情報を自由にコントロ…

ロースクール受験のために司法試験の過去問をやってみたりしています。

刑事手続において令状主義の例外にあたる場合を挙げ、それぞれについて説明を加えよ。(昭和57年第1問)一.総論 令状主義とは、捜査機関が強制処分をするにあたっては、その処分に先立って、中立衡平な第三者たる裁判所の事前の司法審査を経た各別の令状が…

ロースクール受験のために司法試験の過去問をやってみたりしています。

民訴より刑訴が好きです。 甲に対する覚せい剤取締法違反被疑事件に関し、同人方を捜索場所とする捜索差押許可状の発付を受けた警察官が同人方に捜索に赴いたところ、玄関が施錠されていた。そこで、証拠が隠滅されることをおそれた警察官は、「宅配便です。…

ロースクール受験のために司法試験の過去問をやってみたりしています。

共同被告人の証人適格。(昭和47年度第2問)一.共同被告人とは、被告人を異にする複数の事件が併合された場合における、その数人の被告人のことをいう。 この点、143条は「何人でも証人として尋問することができる」としている。 しかし、共同被告人も被…

ロースクール受験のために司法試験の過去問をやってみたりしています。

甲乙両名は、共謀の上丙を殺害したとして起訴された。甲に対する証拠として、乙の「甲に頼まれて丙を射殺した。」という検察官面前調書がある。しかし、乙は、公判廷ではあいまいな供述をするのみであった。一方、甲は、終始、乙に依頼したことを否認してい…

実質的表示説

刑訴と民訴で微妙に違うので、書き留めておこうと思いました。 刑訴 判断の客観性と人権保障の調和の観点から、起訴状の記載を、検察官の訴追意思、被告人の挙動等から合理的に解釈することで被告人が誰かを判断する。民訴 訴状の記載を基準とし、請求の趣旨…

自由心証主義

刑訴と民訴で微妙に違うので、書き留めておこうと思いました。 刑訴 刑事訴訟法318条 裁判官が事実認定を行うに際し、何ら法律上の拘束を受けることなく、自由な判断をもってこれを行うことができるという原則。民訴 民事訴訟法247条 裁判における事実認定を…

ロースクール受験のために司法試験の過去問をやってみたりしています。

やったといっても、ブログやら参考書やら、過去問サイトの抜粋・抜出がほとんどです。著作権に違反しないかちょっと不安です。でも、きちんとした文章になっているやつがなかなかなかったので、普通の文にしてみました。勝手にお世話になっているブログ→http…